2月後半となり、花粉に悩まされている方が多くないですか。
以下、神戸神奈川アイクリニックより抜粋。
今回は、『アレルギー性結膜炎』について解説します。
アレルギー性結膜炎とは、眼の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎といいます。
アレルギー反応が起こると、肥満細胞という細胞から、ヒスタミンなどの物質が大量に放出されます。これらの物質は、眼の知覚神経や毛細血管などを刺激して、強いかゆみや充血などの炎症を引き起こします。
本来、私たちの身体は花粉などを異物と感じないしくみになっているのですが、アレルギー体質だと異物と認識して、免疫反応がはたらいてしまうのです。
症状としては、「眼のかゆみ・充血・異物感」「目やに・涙が出る」「まぶたの裏にぶつぶつができる」などがあります。
眼科で行われるアレルギー性結膜炎の治療の基本は、日常生活に支障がないように、症状を軽くするための薬物療法となります。お近くの眼科専門医にご相談ください。
最後に、自分でできる花粉対策をご紹介します。天気予報や花粉情報に気を付けて、少しでも花粉を回避してください。
●花粉対策
・外出時はメガネ、マスク、帽子を着用する
・帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落とす
・帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛ける
・洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込む(または、外に干さない)
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